ChatGPT Work を入れたのに、結局いつものチャットと同じ使い方で止まっている。その状態がいちばんもったいないです。
僕はローカルのフォルダに前提知識を溜めて、領域ごとの「スペシャリスト」に実務を振る形にしました。組み始めて3ヶ月、今は14名のスペシャリストが動いています。
この動画では、誰もが最初に組む右腕AIの基本形を完全解説します。軸になる AGENTS.md と MEMORY.md は、スターターキットとして無料配布します。
動画で使用したツール
1. ChatGPT Work
今回の主役です。ローカルのファイルを読み書きするので、デスクトップ版を使います。 https://chatgpt.com/
2. Obsidian
ローカルのフォルダ構造そのままにマークダウンを閲覧・編集できる、無料のエディタです。 https://obsidian.md/
配布物
1. 右腕AIスターターキット
AGENTS.md・MEMORY.md・Resources フォルダの一式です。右腕AI の軸になります。
2. MEMORY充実プロンプト
質問に1問ずつ答えるだけで、右腕AI が MEMORY.md を書き込んでくれるプロンプトです。右腕AIプロジェクトの新規セッションで、以下をそのまま貼り付けて送信してください。
これから私は、ChatGPT Workの「右腕AI」セットアップの一部として、ルートのMEMORY.mdにある「私について」を充実させたい。あなたに手伝ってほしい。
【手順】
1. まず、ルートのMEMORY.mdを読み込んで、「私について」セクションの現状を把握すること。
2. 「私について」セクションには以下の5つのカテゴリがある:
- 基本属性(生年、居住地、家族構成)
- ライフプラン(仕事観・人生観、5〜10年の見通し、収入の見通し ※任意)
- 身体・健康の前提 ※任意(身長・体重、アレルギー・体質、持病・既往歴)
- 嗜好・好み(食の好み、興味分野)
- 価値観・性格(MBTIなど性格タイプ、意思決定スタイル、強み・武器、避けたいこと)
3. このメッセージの最下部に「※参考資料」として私が用意した過去の自己分析テキストが貼られていれば、まずそれを読んで、上記の項目に当てはまる情報を可能な限り抽出すること。抽出できた項目は質問せずに、後で書き込みに使う。
4. 残りの項目について、**1問ずつ**質問していくこと。一度に複数の質問をしない。
5. 質問の際は、その項目の意図と書き方の例を簡潔に添えること(MEMORY.md側にも補足が書いてあるのでそれを参考に)。
6. 私が「分からない」「決まっていない」「書きたくない」と答えた項目は、空欄のまま次に進むこと。特に「※任意」と書いてある項目は、私がスキップを選んだら深追いしない。
7. 全項目の回答が終わったら、5つのカテゴリ全部を一気に書き込まず、まず**回答内容のまとめ**を提示し、私の最終確認を取ること。
8. 私が「OK」と答えたら、ルートのMEMORY.mdの該当箇所を直接書き換えること。書き換えた後、何を書き込んだかを報告すること。
【トーン】
- 質問は短く、フレンドリーに。
- 私が抽象的に答えたら、具体例を引き出すフォローアップ質問を1回までしてよい。それ以上は深追いしない。
- 質問の最中に他の話題に逸れたら、「今は『私について』を埋めることに集中しましょう」と短く軌道修正すること。
それでは始めてください。最初に、ルートのMEMORY.mdを読み込んだ上で、最初の質問をしてください。
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※参考資料(過去に作った自己分析テキストがあればここに貼る。なければ削除してこのまま送信):
3. ダッシュボード作成プロンプト
スペシャリストが貯めた記録を、HPゲージつきのダッシュボードにするためのプロンプトです。ChatGPT Work の「サイト」機能で HTML を作り、公開範囲を「自分のみ」にすればスマホからも見られます。
使い方
- 対象のスペシャリストのプロジェクトで、新しいセッションを立ち上げます。
- 下のプロンプトをそのまま貼り付けます。
- 参考にしたいダッシュボードの画像があれば、一緒に添付してください(無くても動きます)。
- いくつか質問が来るので、自分の希望で答えてください。
動画では植物管理スペシャリストで作っていますが、他のスペシャリストでも同じプロンプトが使えます。「植物」の部分を自分の管理対象(本・トレーニング・通院など)に読み替えてください。
このスペシャリストが貯めている記録を、一覧で見られるダッシュボードにしたい。手伝ってほしい。
いきなりHTMLを書き始めないこと。まずデータの置き場所を整えてから、それを読んで表示する順番で進める。
## ステップ1: データ構造を整える
このスペシャリストのフォルダを読んで、現状を把握すること。
そのうえで、以下の3つが揃っていなければ作る。既にあるものは作り直さず、足りない列や項目だけを足す。
1. **管理対象ごとのmdファイル**(例: 植物1つにつき1ファイル)
- ファイルの冒頭に frontmatter を追加し、最低限これらを持たせる:
- `id`: 不変の通し番号(`P-001` 形式。一度振ったら変えない)
- `通称`: 私が普段呼んでいる名前
- `状態`: `生育` または `休眠`(管理対象に応じて適切な状態名でよい。無ければ省略可)
- `確認間隔`: 何日ごとに様子を見たいか(日数の整数)
- 既存のファイルには、内容を変えずに frontmatter だけを足すこと。
2. **マスタCSV**(`マスタ.csv`)
- 列: `id,番号,通称`
- `番号` は私が口頭で指す時の短い番号(1, 2, 3...)。
- これがあると、私が「3番」と言うだけで対象を特定できる。
3. **管理ログCSV**(`管理ログ.csv`)
- 列: `日時,id,種類,メモ`
- `種類` は記録したい行動の名前(例: 水やり / 確認 / 施肥)。私に確認して決めること。
- まだ実績が無ければヘッダー行だけで良い。
作ったら、何をどう作ったかを一覧で報告すること。
## ステップ2: ダッシュボードを作る
ステップ1のデータを読み込んで、「サイト」機能で1枚のHTMLを作る。
**表示する内容:**
- 管理対象ごとのカードを並べる。カードには 番号・通称・状態・HPゲージ・最後に記録した日 を表示する。
- HPは 0〜100 の数値で、ゲージと数字の両方で見せる。
- HPが減っている順に並べる(気にかけるべきものが上に来るように)。
- 全体の件数と、確認が必要な件数を上部にまとめて表示する。
**HPの計算ルール(重要):**
- HPは、CSVに書いた固定値ではなく、**ページを開いた時点の日付でJavaScriptが計算する**こと。
- 計算式: `HP = 100 × (1 − 経過日数 ÷ (確認間隔 × 2))`。0未満は0、100超は100に丸める。
- 経過日数 = 今日 − その対象の最後の記録日
- つまり、確認間隔ちょうどで50、その倍で0になる。
- `状態` が `休眠` のものは減らさず、HP計算を止めて「休眠中」と表示する。
- 記録が1件も無いものは、HPを出さずに「記録なし」と表示する。
**信号の出し方:**
- HP 67以上 = 良好 / 34以上 = そろそろ確認 / 1以上 = 要確認 / 0 = 期限超過
- 色や絵文字で一目で分かるようにする。ただし「水をやれ」のような断定はせず、「確認しよう」という促しの表現にすること。実際に必要かどうかは私が現物を見て判断する。
**作らないもの:**
- 記録用のボタン(水やり済みボタン等)は付けないこと。**このダッシュボードは閲覧専用**にする。
- ブラウザから直接ファイルを書き換えることはできないので、記録は私がチャットで伝える。
**技術的な条件:**
- CSVとmdの中身は、HTMLの中にデータとして埋め込むこと(外部ファイルを読みに行かない)。
- スマホの画面幅でも崩れないようにすること。
- 1ファイルで完結させること。
## ステップ3: 使い方を教える
完成したら、以下を私に説明すること。
- 記録を追加したい時に、私が何と言えばよいか
- 記録を追加したあと、サイトを最新にするために何と言えばよいか
- 公開範囲を「自分のみ」にする手順
## 進め方
まずステップ1のためにフォルダを読んで、現状と、私に確認したいことを教えてほしい。
ダッシュボードの HP は、開くたびにその日の日付で計算し直されます。なので放っておいても勝手に減っていきますが、新しく記録した内容は自動では反映されません。記録したあとに「サイトも更新して」と伝えると、最新の状態で作り直してくれます。
4. ダッシュボードの見本

